Windows 向けプリンタサーバ

なお、SAMBA 経由で印刷する方法をとりますので、あらかじめ Windows 向けファイルサーバ の手順に従って、 SAMBA をインストール、セットアップしておく必要があります。
＃直接 lpr という方法もあります。自由研究 :-) としてください

プリンタの認識

プリンタが認識されている事を確認します。
リアパネルの USB ポートにプリンタを接続すると、 /var/log/message に

Apr 29 22:59:47 hackkit kernel: hub.c: new USB device 00:0e.1-1, assigned address 2 Apr 29 22:59:47 hackkit kernel: printer.c: usblp0: USB Bidirectional printer dev 2 if 0 alt 0 proto 2 vid 0x04B8 pid 0x0005

というログが残り、
フロントパネルの USB ポートにプリンタを接続すると、 /var/log/message に

Apr 29 23:02:39 hackkit kernel: hub.c: new USB device 00:0e.0-1, assigned address 2 Apr 29 23:02:39 hackkit kernel: printer.c: usblp0: USB Bidirectional printer dev 2 if 0 alt 0 proto 2 vid 0x04B8 pid 0x0005

というログが残ればＯＫです。

lpd の起動

ハックキットには、あらかじめ /etc/printcap が作成してありますので、 lpd は特に設定することなく起動するだけです。

[root@hackkit /root]# /etc/rc.d/init.d/lpd start Starting lpd: Warning - changing ownership '/var/spool/lpd' to 4/7 Warning - changing ownership '/var/spool/lpd' to 4/7 Warning - changing ownership '/var/spool/lpd/lp' to 4/7 Warning - changing ownership '/var/spool/lpd/lp' to 4/7 Warning - lp: cannot open lp device '/dev/usb/lp0' - そのようなデバイスはありません [ OK ]

初回は、上記のように /var/spool/lpd 以下のオーナ／グループを変更した旨の警告が出ます ^_^; が、 気にする必要はありません。
また、プリンタが接続されていなかったり、電源が OFF になっていると、 「そのようなデバイスはありません」といわれますが、 こちらも気にする必要はありません。

電源 ON 時に自動的に起動するようにもしておきます。

[root@hackkit /root]# chkconfig lpd on [root@hackkit /root]# chkconfig --list lpd lpd 0:off 1:off 2:off 3:on 4:on 5:on 6:off

Windows 側の設定

Windows 側は、
• リモートプリンタとして、\\hackkit\lp を指定する
  
• プリンタの機種として、PM-870C（お使いの機種）を指定する
  だけです。

  具体的な設定方法は、、、、 Windows の数だけ説明が必要なので、省略します。