HD-HG120LAN 購入


京都タワー裏のパソコンショップにて、 HD-HG120LAN を購入した

我が家には、Giga bit NIC など一つもなく、また当然 Giga bit HUB もなく、 ディスク容量も不足しておらず、、、
つまり、何の必要性もないのだが。

外観は、HLAN とまったく同じ。 ちょっとでもステータスが出るよう、 たとえばロゴが金色とかになってたら良かったのに。

電源ON

100MBps LAN に接続し、電源を入れる。
HLAN も動いているためか、なんとなくうるさい。
こいつもボールベアリングの HDD?

IP アドレスを調べる

DHCP のログ(? /var/lib/dhcp/dhcpd.leases) から、 HG120LAN に割り当てられたアドレスを調べる。
lease 192.168.1.125 {
        starts 6 2004/04/10 16:51:35;
        ends 6 2004/04/10 22:51:35;
        hardware ethernet 00:07:40:ce:81:xx;
        uid 01:00:07:40:ce:81:xx;
        client-hostname "HD-HGLAN1DC";
}
と、192.168.1.125 が割り当てられている。(一部伏字)

時刻設定

Web ブラウザから http://192.168.1.125 にアクセスする。
管理画面が開く。
なんと、今は 2003/11/20 01:58:46 だとか。早速時刻を合わせる
RTC の精度が悪いのか、出荷時に時刻合わせしてないのか。

管理者パスワードの設定

管理者パスワードを設定する。これは、あとでのお楽しみ。

ファームウェア

管理画面から見ると、ファームウェアのバージョンは 1.00、
BUFFALO のページ を見ると、最新は 1.10 のようだ。

早速 hglan110.exe をダウンロードし、実行する。

-rwxrwxr-x   1 yasunari root        81920 Mar 30 14:33 HD-HGLAN FWUpdate.exe
-rw-rw-r--   1 yasunari root     32891954 Mar 25 18:31 IMAGE.DAT
-rw-rw-r--   1 yasunari root         6082 Mar 30 13:11 README.TXT
-rw-rw-r--   1 yasunari root      3112641 Mar 24 16:49 firmimg.bin
-rw-rw-r--   1 yasunari root           13 Mar 26 09:29 linkstation_version.txt
構成は、HLAN のファームウェアアップデータと同じ。
#ま、このファームは、短命に終わるはず

分解

念のため、ファームウェア 1.10 を上書きインストールせず、 実験HDDにインストールすることにした。

電源を落とし、いつもの手順で分解、外箱開封後1時間未満で保証外になる。
当然だが、マザーボードは HLAN とは異なる。 開封してすぐ見える側(部品が少ない側)に カニチップ(RTL8110S)が乗っている。

HDD

HDD は SAMSUNG の SV1203N。
ラベルにはハングルが書かれている。読めない
5400RPM, 9ms, UDMA133 らしい。

SV1203N を HLAN につなぐ

SV1203N のジャンパをスレーブにし、 HLAN にハックキットが入っている HDD とともにつなぐ。

左が、HLAN のマザーボード+
玄箱のシャーシ、電源。 上に乗っているのはハックキットをインストールした実験 HDD
右が、HGLAN の HDD、シャーシ

dmesg には、

hda: FUJITSU M1623TAU, ATA DISK drive
hdb: SAMSUNG SV1203N, ATA DISK drive
ide0 at 0xbffef8-0xbffeff,0xbffef6 on irq 17
hda: 3324996 sectors (1702 MB) w/128KiB Cache, CHS=3298/16/63, DMA
hdb: 234493056 sectors (120060 MB) w/2048KiB Cache, CHS=14596/255/63, UDMA(100)
Partition check:
 hda: hda1 hda2 hda3
 hdb: hdb1 hdb2 hdb3 hdb4
と残った。うわさどおり、4つのパーティションがあるようだ。

パーティション構成

[root@hackkit root]# fdisk /dev/hdb

このディスクのシリンダ数は 14596 に設定されています。
間違いではないのですが、1024 を超えているため、以下の場合
に問題を生じうる事を確認しましょう:
1) ブート時に実行するソフトウェア (例. バージョンが古い LILO)
2) 別の OS のブートやパーティション作成ソフト
   (例. DOS FDISK, OS/2 FDISK)

コマンド (m でヘルプ): p

ディスク /dev/hdb: ヘッド 255, セクタ 63, シリンダ 14596
ユニット = シリンダ数 of 16065 * 512 バイト

 デバイス ブート   始点      終点  ブロック   ID  システム
/dev/hdb1             1        48    385528+  83  Linux
/dev/hdb2            49       114    530145   82  Linux スワップ
/dev/hdb3           115     14588 116254373+  83  Linux
/dev/hdb4         14588     14596     72291+  83  Linux

コマンド (m でヘルプ): q
/ に 400MB 弱、swap に 512MB!、hdb4 は 70MB。何に使う?

マウント

HGLAN の HDD をマウントする
[root@hackkit /tmp]# mkdir /tmp/root
[root@hackkit /tmp]# mount /dev/hdb1 /tmp/root
mount: ファイルシステムタイプを指定する必要があります
[root@hackkit /tmp]# mount -t ext3 /dev/hdb1 /tmp/root
やっぱり細工がされている。HLAN のカーネルなのでマウントはできるが。

そのほかのパーティションが、どこにマウントされているか、fstab を見る。

[root@hackkit /tmp]# cat /tmp/root/etc/fstab
# /etc/fstab: static file system information.
#
#                        
/dev/hda1       /               ext3    defaults,noatime,errors=remount-ro      0 0
proc            /proc           proc    defaults                        0 0
none            /dev/pts        devpts  gid=5,mode=20                   0 0
/dev/hda2       swap            swap    defaults                        0 0
/dev/hda3       /mnt            ext3    defaults,noatime                0 0
hda4 が fstab にない。

とりあえず、マウント

[root@hackkit /tmp]# mount /dev/hdb3 /tmp/root/mnt
[root@hackkit /tmp]#
こちらは、何の問題もなくマウントできた。

hda4 もマウントしてみる。

[root@hackkit /tmp]# mkdir /tmp/hdb4
[root@hackkit /tmp]# mount /dev/hdb4 /tmp/hdb4
mount: ファイルシステムタイプを指定する必要があります
[root@hackkit /tmp]# mount -t ext2 /dev/hdb4 /tmp/hdb4
[root@hackkit /tmp]# ls -al /tmp/hdb4
合計 17
drwxr-xr-x    3 root     root         1024 Nov  1 09:02 .
drwxr-xr-x    5 root     root         4096 Apr 11 03:29 ..
drwxr-xr-x    2 root     root        12288 Nov  1 09:02 lost+found
空っぽ。

バックアップ

とりあえず、hda1 hda3 をバックアップしておく
[root@hackkit root]# tar zcvf /tmp/hglan-1.00.tar.gz .

生パスワード

生パスワードも同じところに同じように記録されている。失格

ごみ?

ごみ?発見
[root@hackkit root]# pwd
/tmp/root
[root@hackkit root]# ls
1  bin  dev  etc  home  lib  lost+found  mnt  mnt2  proc  root  sbin  tmp  usr  var  www
[root@hackkit root]# file 1
1: ASCII text
[root@hackkit root]# less 1
depmod: cannot read ELF header from /lib/modules/2.4.17_mvl21/modules.dep
depmod: cannot read ELF header from /lib/modules/2.4.17_mvl21/modules.generic_string
depmod: /lib/modules/2.4.17_mvl21/modules.ieee1394map is not an ELF file
depmod: /lib/modules/2.4.17_mvl21/modules.isapnpmap is not an ELF file
depmod: cannot read ELF header from /lib/modules/2.4.17_mvl21/modules.parportmap
depmod: /lib/modules/2.4.17_mvl21/modules.pcimap is not an ELF file
depmod: cannot read ELF header from /lib/modules/2.4.17_mvl21/modules.pnpbiosmap
depmod: /lib/modules/2.4.17_mvl21/modules.usbmap is not an ELF file
[root@hackkit root]# ls -al
合計 28
drwxr-xr-x   15 root     root         1024 Nov  1 09:06 .
drwxr-xr-x    5 root     root         4096 Apr 11 03:32 ..
-rw-r--r--    1 root     root          601 Nov 20 01:31 1
	:	:	:
起動時に作られたものか?
こういうところが BUFFALO だなと、つくづく思う(無実だったらごめんなさい)

実験 HDD の接続

HGLAN を元のように組み立て、 HDD だけは実験 HDD (WD Caviar 21200:1.2GB) をつなぐ。
電源 ON 。ファームがないので当然起動しないはず。予想通り DIAG LED が 6回点滅して電源が落ちる。
ところが、、、 HLAN だとここで電源SWを2回押すと -EM で立ち上がってきていたのに、 何度電源SWを押しても6回点滅のまま。
早速やってしまったか?

元の HDD をつないで再起動すると、ちゃんと立ち上がってきた。ふー

別の実験 HDD (FUJITSU M1612TAU 545MB こんなんばっかり)をつなぐと、 ちゃんと立ち上がってきた。またあとで検証しよう。

ファームウェア 1.10 のインストール

HD-HGLAN FWUpdate.exe を実行する。
予想通り、HD-HGLAN-EM が見つかる。 ただ、DHCP からアドレスを得ていないようで、192.168.11.150 になっている。

もー、めんどくさいなーと思いつつ、 Windows PC のアドレスを 192.168.11.1 にして HD-HGLAN FWUpdate.exe を実行する。
「ファームウェアの更新に失敗しました」がーん。
DISK FULL LED が点滅を繰り返し、電源 SW も効かない。 仕方なく、コンセントを抜く。

再度、電源をONにし、HD-HGLAN FWUpdate.exe を実行する。 今度は、DHCP でアドレスが割り当てられる。DHCP なんか変?

またまた Windows PC のアドレスを変更して HD-HGLAN FWUpdate.exe を実行する。
またも「ファームウェアの更新に失敗しました」。
やっぱりディスク容量不足なのか。そらそーやな。

今度は、Maxtor 90651U2(6.5GB) をつないで実行。 今度も「ファームウェアの更新に失敗しました」だが、 電源SWで電源が落ちる。もう一回やっても同じ。

さすがに、もう HDD はないし、いやになったので、 オリジナルの HDD をつないでアップデートすることにする。

1.00 がインストールされているのに、復旧モードだといわれるが、 今度は成功する。あたりまえ。

LINK/ACT LED

(HGLAN の?) LINK/ACT LED って、自分が通信してなくとも、 ネットワークトラフィックがあれば点滅するのね。
SW-HUB だと気にならないが、NonSW-HUB だと気になりそう。
いまどき NonSW-HUB なんか誰も使ってないだろうけど。

昨日の間違い探しの解答

  • H120LAN のフロントパネルの USB ポートに、コネクタがない
  • H120LAN のフロントパネル電源 SW が銀色(玄箱の SW が付いている)
    玄箱のマザーボードが H120LAN に入っている)
  • 玄箱の電源 SW がない
    玄箱の中身は空。空箱ともいう)
    でした。

    H120LAN のマザーボードは、上記のとおり、、

    ごちゃごちゃしていて、よく見えないですね。とりあえず、裸で使ってます。
    マザーボード以外(シャーシ?、電源)は玄箱の物です。

    先日、ちょっと HLAN で調べたいことがあって、 前と同じように玄箱をサーバにしたのですが、 HDD 入れ替えるよりマザーボード入れ替える方が簡単なことに気が付いたので、 マザーボードを入れ替えました。


    LinkStation/玄箱 をハックしよう → HGLAN の firmimg.bin

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