HD-120LAN 新規 HDD の接続


Windows で使っていた HDD をつないだらどうなるのか見てみた。
Jun 28 01:35:28 SECO kernel: hda: M2682TA, ATA DISK drive
Jun 28 01:35:28 SECO kernel: ide0 at 0xbffef8-0xbffeff,0xbffef6 on irq 17
Jun 28 01:35:28 SECO kernel: hda: 687456 sectors (352 MB) w/256KiB Cache, CHS=992/11/63
Jun 28 01:35:28 SECO kernel: Partition check:
Jun 28 01:35:28 SECO kernel:  hda: hda1
こんな古い HDD、良く持ってますね>自分
パーティションは、
root@SECO:/var/log# mfdisk -c /dev/hda

Command (m for help): p

Disk /dev/hda: 11 heads, 63 sectors, 992 cylinders
Units = cylinders of 693 * 512 bytes

   Device Boot    Start       End    Blocks   Id  System
/dev/hda1   *         1       991    343350    6  FAT16

Command (m for help): 
と FAT16 がひとつだけの状態。

復旧方法 ステップ1:だめ

Web の管理画面にログインすると、 「HDDに異常が発生しました。 現在SECOの共有フォルダ機能は停止しています。」と出て、 3つの選択肢が表示される。

そのひとつ目「復旧方法 ステップ1 〜SECOの再起動〜」を実行したが、 使えるようにはならなかった。

復旧方法 ステップ2:だめ

2つ目の「復旧方法 ステップ2 〜HDD情報の再構成〜」を実行したが、 数十分たってもうんともすんとも言わず。 HDD は止まり、冷たくなっていた。コンセントを抜いて電源断

復旧方法 ステップ3:OK

最後の手段「復旧方法 ステップ3 〜HDDのフォーマット〜」を実行。 正常に使えるようになったようだ。
oot@SECO:~# df
Filesystem           1k-blocks      Used Available Use% Mounted on
/dev/hda1                78970      4129     74841   6% /mnt
root@SECO:~# ls /mnt
lost+found  share  share-mac
root@SECO:~# mfdisk -c /dev/hda

Command (m for help): p

Disk /dev/hda: 11 heads, 63 sectors, 992 cylinders
Units = cylinders of 693 * 512 bytes

   Device Boot    Start       End    Blocks   Id  System
/dev/hda1             1       236     81553+  83  Linux
Partition 1 does not end on cylinder boundary:
     phys=(235, 4, 63) should be (235, 10, 63)
/dev/hda2           236       992    262143   82  Linux swap

Command (m for help): q

root@SECO:~#
HD-0.4LAN の出来上がり(笑)

ext3

reizer FS でフォーマットされたものと思っていたら、 起動時には、
Jun 28 01:47:27 SECO kernel: VFS: Mounted root (ext2 filesystem).
と表示されているし、ps で見ても
root@SECO:/var/log# ps aux
USER       PID %CPU %MEM   VSZ  RSS TTY      STAT START   TIME COMMAND
	:
	:
root        35  0.0  0.0     0    0 ?        SW   01:47   0:00 [kjournald]
	:
	:
と kjournald が起動している。
tune2fs で見ても
root@SECO:/var/log# tune2fs -l /dev/hda1
tune2fs 1.22, 22-Jun-2001 for EXT2 FS 0.5b, 95/08/09
Filesystem volume name:   
Last mounted on:          
Filesystem UUID:          e6379351-3458-41d9-b44c-d4b620a8bee4
Filesystem magic number:  0xEF53
Filesystem revision #:    1 (dynamic)
Filesystem features:      has_journal filetype needs_recovery sparse_super
Filesystem state:         clean
	:
と、ext3 fs のようだ。

確認のため、/www を見てみると、 /www/script/set_hdd_format.sh で

"$execFORMAT" -j -m 0 "$1" 1> /dev/null 2> /dev/null
を実行している。
興味深いのは、execFORMAT。 melsub_filepath.sh で定義されているのだが、
root@SECO:/www/script# grep FORMAT melsub_filepath.sh
execFORMAT="/sbin/mkfs.ext2"
#execFORMAT="/sbin/mkreiserfs"
root@SECO:/www/script#
と、mkreiserfs だったのが mkfs.ext2 に変更されているように見える。

出荷時は reiser fs だったにもかかわらず、 最近のファームウェアから HDD フォーマットを実行すると、 ext3 fs になってしまうということ。
こういうのを見ると、 やっぱり reiser fs には何か問題があったのでは? と勘ぐりたくなってしまう。
HD-LANシリーズ ファームウェア アップデータ Ver.1.x のページの Ver1.11C -> Ver1.12 の所に書いてある

・2GB以上のファイルサイズのコピーに対応しました。
 HD-LANのHDDフォーマット後に2GB以上のコピーができます。
これだろうか???

ハックキットのインストールの際、手作業で ext3 にフォーマットしたが、 この Web 管理画面で ext3 化したほうが簡単。


LinkStation/玄箱 をハックしよう → HD-LAN V2 のファームウェア

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