HD-LAN V2 の基板


どら様より、HD-LAN V2 の基板を譲っていただいた。

表面

V1 には実装されていたフラッシュメモリが載っていない。
V1V2
CPUXPC8241LZP200BXPC8241LZP200D
LANAN983BLAN983B
DRAMELPIDA D45128163G5-A75-9JF(16MB) Hynix HY57V281620HCT-H(16MB)
FLASHTOSHIBA TC58FVM6T2ATG65(8MB) なし

裏面

  • Mini PCI スロットがない(周辺のチップ抵抗、チップコンデンサもなし)
  • フラッシュメモリが 4MB しかない
    V1V2
    Mini PCI スロット あり なし
    DRAMELPIDA D45128163G5-A75-9JF(16MB) Hynix HY57V281620HCT-H(16MB)
    FLASHTOSHIBA TC58FVM6T2ATG65(8MB) Fujitsu 29PL32TM-90PFTN(4MB)

    動作確認

    譲っていただいたのは、基板だけなので、
    玄箱のフレーム、電源を利用し、 転がっていた Maxtor 72004AP(2GB:こんなんばっかり) を接続し、 電源を入れてみた。
    Power LED 点滅、LINK/ACT LED 点灯。

    BUFFALO から hdlan213a.exe をダウンロード、展開してできた HD-LAN FWUpdate.exe を実行した。

    動作確認されたものを送っていただいたはずなのに、、、
    内向きサーバの LinkStation にログインして、/var/log/messages を見ても、 DHCP でアドレスが割り当てられた形跡がない。
    設定初期化ボタンを押してみても同じ。

    ディスク不良か、容量が小さすぎるのかと考え、 Seagete ST3120026A(120GB) を接続してみた。
    今度は DHCP でアドレスを取得し、POWER LED も点灯した。
    電源スイッチ長押しで、電源も切れた。
    ホッ

    でも、この HDD はもったいなさ過ぎる(貧乏性)。

    FUJITSU M1636TAU(1.2GB:あいかわらず)を接続して起動してみた。 正常起動。
    Maxtor 72004AP が不良のようである。 x86 の実験機ではちゃんと認識しているのだが。

    ファームウェアのインストール

    気を取り直して、HD-LAN FWUpdate.exe を実行した。

    「ファームウェアの更新」をクリックすると、

    例によって、VMWare がインストールされているマシンだとだめのよう。
    別のマシンで HD-LAN FWUpdate.exe を実行し、 無事ファームウェアの更新(インストール)が完了した。
    HD-1.2LAN V2 の出来上がり。

    設定

    http://192.168.1.138 をアクセスし、Web の設定画面を開く。
    問題なし。

    ということで、
    どら様、動作確認できました。ありがとうございました。


    ハックの記録 → HD-LAN V2 の HDD

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