HD-HGLAN ファームウェア 1.41

内向きサーバの HD-HGLAN を一時止めて HD-HGLAN ファームウェア 1.41 をインストールする
目的はファームウェアではなく新しいカーネル（カーネルもファームウェアの一部だが）

HDD の用意

そのへんに転がっていた Fujitsu MPC3043AT を玄箱/HG に USB 経由で接続してパーティションを削除する。
最初、ジャンパーの設定を間違えていて 2GB しか認識されず焦った

HD-HGLAN へ接続

Fujitsu MPC3043AT を HD-HGLAN に接続

HD-HGLAN シリーズファームウェアアップデータの起動

HD-HGLAN FWUpdate.exe を起動。
HD-HGLAN-EM が見つかり、いつものように復旧モードでインストール。
DISK FULL LED が単独でブリンクする。これまで単独でブリンクしたっけ？
続いていつもどおり、POWER, DISK FULL, DIAG の LED が点滅。その後も色々な LED がちらちらしてファームウェアの更新が完了。

珍しく一発で完了した。

HD-HGLAN シリーズファームウェアアップデータの再起動

もう一度 HD-HGLAN FWUpdate.exe を起動。
今度は、元の名前 "GIGA" が見つかる。更新完了

HDD の中身

あんまり興味はないのだが、HDD の中身を見ておく。

Fujitsu MPC3043AT を HGLAN からはずし、再度玄箱/HG に USB 経由で接続する。

[root@hage /root]# dmesg
	:
	:
hub.c: new USB device 00:0e.2-1, assigned address 2
scsi0 : SCSI emulation for USB Mass Storage devices
  Vendor: FUJITSU   Model: MPC3043AT         Rev: CE02
  Type:   Direct-Access                      ANSI SCSI revision: 02
Attached scsi disk sda at scsi0, channel 0, id 0, lun 0
usb-storage: task-switchin
SCSI device sda: 8448300 512-byte hdwr sectors (4326 MB)
 sda:<7>usb-storage: task-switchin
 sda1 sda2 sda3 sda4
WARNING: USB Mass Storage data integrity not assured
USB Mass Storage device found at 2
[root@hage /root]#

４つのパーティションが見える

fdisk してみる

[root@hage /root]# fdisk /dev/sda

コマンド (m でヘルプ): p

ディスク /dev/sda: ヘッド 134, セクタ 62, シリンダ 1016
ユニット = シリンダ数 of 8308 * 512 バイト

 デバイス ブート   始点      終点  ブロック   ID  システム
/dev/sda1             1        95    393088+  83  Linux
領域 1 は異なった物理/論理開始位置になっています(Linux では無い?):
     物理=(0, 1, 1) 論理=(0, 1, 2)
領域 1 は異なった物理/論理終点になっています:
     物理=(831, 14, 63) 論理=(94, 85, 18)
領域 1 はシリンダ境界で終わっていません:
     物理=(831, 14, 63) (831, 133, 62) であるべきです
/dev/sda2            95       221    524002+  82  Linux スワップ
領域 2 は異なった物理/論理開始位置になっています(Linux では無い?):
     物理=(832, 0, 1) 論理=(94, 85, 19)
領域 2 は異なった物理/論理終点になっています:
     物理=(1023, 14, 63) 論理=(220, 104, 37)
領域 2 はシリンダ境界で終わっていません:
     物理=(1023, 14, 63) (1023, 133, 62) であるべきです
/dev/sda3           221      1002   3241351   83  Linux
領域 3 は異なった物理/論理開始位置になっています(Linux では無い?):
     物理=(1023, 14, 63) 論理=(220, 104, 38)
領域 3 は異なった物理/論理終点になっています:
     物理=(1023, 14, 63) 論理=(1001, 10, 19)
領域 3 はシリンダ境界で終わっていません:
     物理=(1023, 14, 63) (1023, 133, 62) であるべきです
/dev/sda4          1002      1017     65676+  83  Linux
領域 4 は異なった物理/論理開始位置になっています(Linux では無い?):
     物理=(1023, 14, 63) 論理=(1001, 10, 20)
領域 4 は異なった物理/論理終点になっています:
     物理=(1023, 14, 63) 論理=(1016, 118, 56)
領域 4 はシリンダ境界で終わっていません:
     物理=(1023, 14, 63) (1023, 133, 62) であるべきです

コマンド (m でヘルプ): q

[root@hage /root]#

マウントしてみる

hda1

[root@hage /root]# mount /dev/sda1 /mnt/sda1
mount: ファイルシステムタイプを指定する必要があります
[root@hage /root]# mount -t ext2 /dev/sda1 /mnt/sda1
[root@hage /root]# ls /mnt/sda1
bin  boot  dev  etc  home  lib  lost+found  mnt  mnt2  proc  root  sbin  tmp  usr  var  www

hda1 はマジックナンバが書き換えられている

hda3

[root@hage /root]# mount /dev/sda3 /mnt/sda1/mnt
[root@hage /root]# ls /mnt/sda1/mnt
backups  lost+found  share  share-mac  spool
[root@hage /root]# ls /mnt/sda1/mnt/backups/
[root@hage /root]# ls /mnt/sda1/mnt/spool/
mac  mac2  samba  tmp  win
[root@hage /root]#

これは共有ディレクトリ。以前は、backups や spool はなかったような。

hda4

[root@hage /root]# mount /dev/sda4 /mnt/sda1/mnt2
mount: ファイルシステムタイプを指定する必要があります

hda4 もマジックナンバが書き換えられている

[root@hage /root]# mount -t ext2 /dev/sda4 /mnt/sda1/mnt2
[root@hage /root]# mount /dev/sda4 /mnt/sda1/mnt2
[root@hage /root]# ls /mnt/sda1/mnt2
lost+found
[root@hage /root]#

空。

Fujitsu MPC3043AT はこれで用済

カーネルのバージョンの確認

内向きサーバに使用しているハックキットの HDD を接続して起動。
telnet してカーネルのバージョンの確認

[yasunari@giga yasunari]$ uname -a
Linux giga 2.4.20_mvl31-ppc_linkstation #9 Fri Apr 22 10:56:48 JST 2005 ppc unknown
[yasunari@giga yasunari]$

OK.

ハックキットにカーネルモジュールをインストール

ハックキットの fromimage と
HD-HGLAN ファームウェア 1.41 の image.dat と
を /tmp に置き

[root@giga /root]# ls /lib/modules
2.4.17_mvl21
[root@giga /root]# cd /
[root@giga /]# chmod +x /tmp/fromimage
[root@giga /]# tmp/fromimage tmp/image.dat
[root@giga /]#
Archive:  tmp/image.dat
  inflating: tmpimage.tgz
	:
./lib/modules/LSUVCD.o
./sbin/start-stop-daemon
./usr/sbin/ppc_uartd
[root@giga /]# ls /lib/modules
2.4.17_mvl21  2.4.20_mvl31-ppc_linkstation  LSUVCD.o
[root@giga /]#

再起動

念のため、再起動する

POWER LED が点滅のまま（汗）

忘れてた。

[root@giga /root]# /etc/rc.d/init.d/ppc_uartd start
/etc/rc.d/init.d/ppc_uartd: /etc/melco/pcast_mp2000: そのようなファイルやディレクトリはありません
[root@giga /root]# touch /etc/melco/pcast_mp2000
[root@giga /root]# /etc/rc.d/init.d/ppc_uartd start
Start services: ppc_uartd
[root@giga /root]#

めでたしめでたし

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