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【No.5692】のスレッド
10/02/11(木) 22:31:50 投稿者[ねこしん] [No.5692]のスレッド内
- 【No.5692】 タイトル[LS-XHL FW1.24へバージョンアップした後にrootでログインする方法]
この記事がスレッドの最初です
- 機種:LS-XHL
ファームウェア:1.24
はじめて投稿します。ねこしんです。
FW1.24へバージョンアップした後にrootでログインする方法の紹介です。
試していませんが LS-CHL も同じ方法でできると思います。
何か不都合が発生しても私は一切関知しませんので自己責任でお願いします。
telnetdを使う場合
・FW1.20と同じやり方でtelnetd有効化を行ってもrootでログインできませんが、
追加で下記の修正を行えばrootでログインできる様になります。
/etc/pam.d/login の pam_securetty.so がある行をコメント行にする。
sshdを使う場合
telnetdを持っていなくて入れられない場合はsshdを使うしかありません。
下記手順を行えばsshdが使えるようになります。
1.LS-XHLからHDDを取り外し、他のGPTディスクが認識できるLinuxマシンにHDDをマウントする。
(マウントするのは"/"になるsdx2です。xはLinuxマシンがHDDを認識したものが入ります)
2.マウント先の etc/init.d/sshd.sh を修正する。
起動しないsshdを起動できるようにする。
修正内容は、if [ "${SUPPORT_SFTP}" = "0" ] ; then のチェックルーチンを fi までコメント行に変更する。
修正後のイメージ
SSHD=`which sshd`
if [ "${SSHD}" = "" -o ! -x ${SSHD} ] ; then
echo "sshd is not supported on this platform!!!"
fi
[ -f /etc/nas_feature ] && . /etc/nas_feature
#if [ "${SUPPORT_SFTP}" = "0" ] ; then
# echo "Not support sftp on this model." > /dev/console
# exit 0
#fi
umask 000
3.rootのパスワードを変更する。
rootのパスワードが分かっている場合はやらなくても良い。
変更方法は2通りありますので、どちらかで行って下さい。
Bは他に同じアーキテクチャのLinuxマシンが必要になりますので、無い場合はAを行って下さい。
A.マウント先の etc/shadow を修正する。
修正内容は、adminのパスワードをrootのパスワードに上書きする。
B.同じアーキテクチャのGPTディスクが認識できるLinuxマシンにマウントして、
マウント先にchrootしrootのパスワードを変更する。
4.LinuxマシンからLS-XHLのHDDを取り外し、LS-XHLに取り付け起動する。
起動中にSSH認証キーが作成され、sshdが起動します。
5.起動完了後ssh接続をrootで行う。
パスワードは、変更していなければ前と変わらない。
3.Aならadminのパスワードを使う。
3.Bなら設定したパスワードを使う。
6.ログイン後、/etc/init.d/sshd.sh を修正する。
修正内容は、コメント行にした所を元に戻す。
元に戻さないと、USBに何か接続した時などにsshdが終了してしまいます。
7./etc/init.d/rcS に /usr/local/sbin/sshd を追加する。
sshdの起動契機が無いのでrcSで起動する様にする。
8.LS-XHLを再起動する。
以上です。