Flash の解析その2


Flash ROM をもう少し解析する
以前、Flash ROM をアクセスするためには as_flash コマンドを使うことは見つけた。
いろいろな引数でやってみる
linkstatinVine# as_flash /dev/fl0 get -n vmlinux --output /tmp/vmlinux
linkstatinVine# as_flash /dev/fl1 get -n vmlinux --output /tmp/vmlinux
linkstatinVine# as_flash /dev/fl2 get -n vmlinux --output /tmp/vmlinux
linkstatinVine# as_flash /dev/fl0 get -n vmlinuz --output /tmp/vmlinuz
linkstatinVine# as_flash /dev/fl1 get -n vmlinuz --output /tmp/vmlinuz
linkstatinVine# as_flash /dev/fl2 get -n vmlinuz --output /tmp/vmlinuz
linkstatinVine# as_flash /dev/fl0 get -n zImage --output /tmp/zImage
linkstatinVine# as_flash /dev/fl1 get -n zImage --output /tmp/zImage
linkstatinVine# as_flash /dev/fl2 get -n zImage --output /tmp/zImage
すべて失敗。
ただ、/dev/fl0 を指定したときは、
not find data in /dev/fl0
というエラーだが、/dev/fl1, /dev/fl2 を指定したときは、
The image format is not MELCO AS format
not find data in /dev/fl1
となる。
ということは、as_flash でアクセスできるのは /dev/fl0 だけということになる

ためしに、

linkstatinVine# cat /dev/fl1 > /tmp/fl1
linkstatinVine# strings /tmp/fl1 | less
してみると、ぉー
HD-HLAN(PLUS)
FLASH 2.2
vmlinux
の文字が!
ここにカーネルが入っていることに間違いはない。

調子に乗って fl2, fl3 も同様にしてみる
fl2 には、いろいろな文字列に混じって最後に /dev/hda1 が見える。 これが、カーネルへのパラメータであろう
fl3 は、OK がいっぱい。意味不明。
/dev/fl4 は no such device だと。

結局どのように vmlinux が収められているのかはわからないまま


 BUFFALO Link Station をハックしよう  → fsck との戦い
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